おねしょ・夜尿症

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おねしょと
夜尿症の違い

6歳を過ぎてもおねしょが続く場合は治療を検討します

6歳を過ぎてもおねしょが続く場合は治療を検討します

2歳くらいまでは、よくおねしょをするものですが、年齢とともに回数が減り、5、6歳からはほとんどしなくなります。6歳を過ぎても、ひんぱんにおねしょをする場合は、夜尿症と呼んで治療を考えることになります。
夜尿症の治療は、本人の意思が大きく関係します。本人にやる気がなければ、失敗が増え、余計なストレスを与えかねません。本人の意思を大切にして取り組むことが大切です。

夜尿症を防ぐ
生活習慣のポイント

夜尿症の治療

生活リズムを見直して夜尿症の改善を目指します

夜尿症の治療には、主に3つの方法があります。生活習慣を見直すことから始め、それでも改善が見られなければ内服薬やアラーム療法へとステップを上げていきます。

生活指導

「夜尿症を防ぐ生活習慣のポイント」に照らし合わせながら、生活習慣を見直します。

内服薬による治療

生活指導を2、3週間続けても改善しない場合は、抗利尿ホルモン薬を服用して、おしっこの産生を抑制します。

アラーム療法

下着にセンサーをつける方法です。おしっこを感知するとアラームが鳴るため、トイレに行く合図になります。
※アラームは、ご家庭でご購入、またはレンタルしていただくことになります。

夜尿症が
ご心配なご家族へ

お子さんの成長をあたたかく見守りましょう

お子さんの成長をあたたかく見守りましょう

夜尿症の治療は、本人の意思が一番重要です。本人はやる気がないのに治療を始めてしまうと、失敗を重ねることになり、かえって自信をなくしてしまいます。夜尿症治療で大切なのは、成功体験の積み重ねです。本人のやる気を伸ばすようにして取り組むと、1、2回の指導ですっとよくなるケースも多くあります。
一方、夜尿症が長引く場合は、ご家族とお子さんとの関わり方を変えてみることが転機となるかもしれません。小さい頃からの習慣でお子さんの世話を焼き過ぎると、夜尿症が長引く傾向が見られます。お子さんが自身の興味で動き、積極的に物事に取り組むようになると、夜尿症治療も一気に進むことがあります。
おねしょが続くと、ご家族は心配だと思いますが、長い目であたたかく見守ってあげるようにしましょう。